2024年度春季企画展 慶應義塾と戦争――モノから人へ――
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慶應義塾福澤研究センターでは、戦後70年を前にした2013年より「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトを始動し、戦争期の慶應義塾に関連する様々な資料・証言の収集、データ分析やその公開を進める活動を継続してきました。当展示館ではその収集資料の一部を常時展示していますが、戦後80年を前に、改めて「慶應義塾と戦争」を考えます。
今回は資料を50のキーワードに沿って2期に分けて展示します。一見するだけでは戦争との関係がわからない立体物や、初めて紹介する文字資料など、一点一点を掘り下げながら、モノによる「戦争」継承可能性を考えます。
開催概要
会期 前期:2024年6月18日(火)~7月20日(土)
後期:2024年7月24日(水)~8月31日(土)
※日曜・祝日・夏季一斉休暇(8月9日~16日)は休館
会場 図書館旧館2階 慶應義塾史展示館 企画展示室
開館時間 10:00~18:00
入場 どなたでもご覧いただけます
※最新情報は展示館ウェブサイトをご確認ください。
展示構成(50のキーワード)
前期:「慶應義塾と戦争」、慶應義塾、授業、塾生生活、体育会、徴兵猶予(徴集延期)、軍事教練、藤原工業大学、学徒出陣、出陣学徒壮行、出陣前の授業、塾生出陣壮行会、学問、学徒勤労動員、学童疎開、日吉台地下壕、空襲、私学と戦争、戦時の福澤諭吉、終戦、戦争責任、米軍日吉接収と返還、戦争が終わった学園、共学化と新学制、戦後の学生活動
後期:千人針、日の丸、陸軍?海軍?、訓練、恋愛、家族、それぞれの戦場―中国と東南アジア、それぞれの戦場―太平洋、それぞれの戦場―秘密戦、特攻、出撃、戦死・戦病死、遺影、遺書、抑留、戦犯、残された音、残ったもの/残らなかったもの、戦没オリンピアン、生き残った者たち、戦友、慰霊、25年後の卒業式、戦没塾生・塾員、戦没者名簿
主な展示品
- 教練服(山田大一)(昭和11-17年)
- ベルリン五輪棒高跳びの「友情のメダル」(大江季雄)(昭和11年)
- 真珠湾攻撃時の鉢巻(佐々木正五)(昭和16年)
- 恋人に綴った日記「くちなしの花」とその刊本(宅嶋徳光)(昭和19年・昭和36年)
- 神風特別攻撃隊員の寄書(黒崎英之助)(昭和20年)
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2024年度春季企画展 慶應義塾と戦争――モノから人へ――
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関連イベント
(1)戦争遺跡としてめぐる三田キャンパスツアー
日 時:7月18日(木)10:00~11:30
見学場所:福澤邸跡、幻の門、図書館旧館屋根裏、デモクラシーの壁画、ノグチルーム
申込方法:以下のお申込みフォームからお申込みください。
※無料、定員20名(7月12日正午締切。申込多数の場合は抽選)
※当選落選いずれの場合にも、7月12日(金)にご登録いただいたメールアドレ
ス宛にご連絡させていただきます。
お申し込みを締め切りました(7月12日(金)正午 )
(2)日吉台地下壕見学会
日 時:一般対象 7月25日(木)10:00~12:30
塾生対象 8月3日(土)10:00~12:30
※お申込みの前に、以下の見学時のお願いをご確認ください
「地下壕の見学にあたって(お願い)」
申込方法:以下のお申込みフォームからお申込みください。
※無料、定員30名(7月12日正午締切。申込多数の場合は抽選)
※当選落選いずれの場合にも、7月12日(金)にご登録いただいたメールアドレ
ス宛にご連絡させていただきます。
お申し込みを締め切りました(7月12日(金)正午 )
(3)企画者によるギャラリートーク
日 時:前期 6月27日(木)14:00~15:00(60分程度)
後期 7月31日(水)14:00~15:00(60分程度)
申込方法:当日13:30より、当展示館受付にてお申込みください。(定員:先着15名様)