2024年度秋季企画展 藤山一郎がゆく!―「若き血」から国民栄誉賞まで―
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国民的歌手、そして原点としての慶應義塾とカレッジ・ソング
藤山一郎(1911-1993 本名増永丈夫)は、幼稚舎から慶應義塾に学び、普通部時代に「若き血」の歌唱指導を担当して以来、生涯にわたって慶應義塾を彩る音楽に携わり続けました。本展では、その点に光を当てつつ、東京音楽学校(現東京藝術大学)で正統な歌唱法を修得して、あえて「世俗の歌」の世界に身を投じ、その一方で気品ある音楽文化の発展に奔走し続けた姿を跡付け、明るい歌声と、真摯で強靭な反骨精神で多面的な航跡を残す藤山一郎の再評価を試みます。
開催概要
会期 2024年10月17日(木)~12月14日(土)
会場 図書館旧館2階 慶應義塾史展示館 企画展示室
入場 どなたでもご覧いただけます
開館時間 10:00~18:00
休館日 11月20日(水)、11月25日(月)、日曜日・祝日(11月23日・24日は開館)
※最新情報は展示館ウェブサイトをご確認ください。
展示構成
- 「藤山一郎」の誕生
- 戦争の時代をゆく
- 音楽の力を信じて
- 慶應義塾と共に
主な展示品
- 戦前から愛用のアコーディオンSETTIMIO
- 国民栄誉賞盾(平成4年)
- 巣鴨プリズン慰問公演ポスター(昭和26年11月)
- 「ラジオ体操の歌」自筆譜(昭和32年)
- 「長崎の鐘」のお礼状に添えられた永井隆の書(昭和24年)
- 国民栄誉賞を祝する応援指導部のペナント(平成4年)
1,2,3,5,6 一般財団法人藤山一郎音楽文化振興財団蔵、4 NHK放送博物館蔵
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2024年度秋季企画展 藤山一郎がゆく!―「若き血」から国民栄誉賞まで―
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360度バーチャルツアーで企画展示を見よう!
当企画展を360度カメラで撮影しました。展示室内をもう一度じっくり見ることができます。
※左上のマップまたは画面上の矢印から展示室内の移動ができます。iマークにカーソルを合わせるかクリックすると展示物の詳細がご覧いただけます。また、右下の
企画展関連グッズ
2024年度秋季企画展図録
「藤山一郎がゆく!」
¥1400(税込) A4判 88頁
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福澤諭吉記念慶應義塾史展示館の2024秋季企画展「藤山一郎がゆく!―『若き血』から国民栄誉賞まで」(2024年10月17日~12月14日)の図録です。慶應義塾幼稚舎、普通部を経て東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)に学んだ増永丈夫は、昭和戦前・戦後を代表する歌謡曲の歌い手「藤山一郎」としてその生涯を送りました。自治体・企業をはじめあらゆる団体に曲を提供するなど音楽文化の発展・普及にも力を尽くした藤山は、終生変わらぬ愛情を注いだ慶應義塾にも現在まで歌い継がれるカレッジソングを残しています。数々の愛用品や直筆の楽譜など貴重な資料とともにこの音楽の巨人を振り返ります。ご購入された方には先着順で企画展オリジナルシールをプレゼントします(なくなり次第終了)。
目次
市川卓広 「藤山一郎がゆく!―『若き血』から国民栄誉賞まで」展に寄せて
山内慶太 藤山一郎さんの音楽への思いを受け継ぐ
1 「藤山一郎」の誕生
2 戦争の時代をゆく
3 音楽の力を信じて
4 慶應義塾と共に
家族が語る藤山一郎―長女市川たい子氏聞き書き
池井優 慶應義塾と藤山一郎―カレッジソングを中心に
橋本久美子 増永丈夫の東京音楽学校時代
藤山一郎〈ゆかりの地〉一覧
藤山一郎関係文献目録
藤山一郎作曲一覧(稿)
藤山一郎略年譜
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関連イベント
(1)トーク&コンサート「藤山一郎を語り、歌う」(無料、定員100名)
藤山一郎長女・市川たい子氏を迎え、想い出を伺いながら、
数々の名曲をカレッジ・ソングを中心に生演奏・生歌唱で振り返ります。
日 時:11月2日(土)13:30~16:00(13:00開場)
会 場:三田演説館
当日先着順(定員になり次第締め切り)
(2)ギャラリートーク(展示解説)(無料、定員15名)
日 時:10月25日(金)、11月13日(水)13:00~13:45
申込方法:当日12:30より当展示館受付にてお申込みください。