8月31日(日)開催 大阪特別企画展Ⅲ『慶應義塾と戦争—モノから人へ—』関連イベント

8月31日(日)開催 大阪特別企画展Ⅲ『慶應義塾と戦争—モノから人へ—』関連イベント

【8月31日(日) 於:慶應大阪シティキャンパス】

12:00~13:00
 テーマ:『慶應義塾出身の戦没アスリート』 
 講演者:福澤諭吉記念慶應義塾史展示館 専門員 横山 寛
13:00~13:45
 テーマ:『硫黄島で戦死したオリンピアンの父 河石達吾について』
    講演者:戦没オリンピアン 河石達吾長男 河石 達雄
14:00~14:45
 ギャラリートーク(当日先着80名様・無料)
 解説:慶應義塾福澤研究センター教授 都倉 武之

春季企画展関連イベント 7月12日(土) 特別座談会「上原家、80年後の証言」を開催しました!

春季企画展関連イベント 7月12日(土) 特別座談会「上原家、80年後の証言」を開催しました!

2025年7月12日(土)、三田キャンパス南校舎ホールの5階にて、特別座談会「上原家、80年後の証言」を開催いたしました。

 座談会に先立ち、上原家の次女・上原登志江氏に春季企画展会場をご覧いただきました。当時の様子を懐かしみながら、兄弟たちのキャンパスライフや、戦地での記録など、登志江氏でもこれまで深く触れることのなかった三兄弟の記録に驚かれていました。
 特別座談会では、まず都倉副館長により上原家資料の紹介と登壇者と上原兄弟の関係についての説明がありました。続いて、上原登志江氏に加え、上原兄弟が東京で実家代わりに出入りし、良司はしばらく下宿していた慶應義塾医学部教授・青木貞章の長女である横山房子氏に加わっていただき、日吉台地下壕保存の会副会長で、上原良司を長年調査している亀岡敦子氏が司会を務める座談会に移りました。
 まず、三兄弟、主に長男・良春が撮影した写真をスクリーンに映しながら、上原登志江氏と横山房子氏から当時の思い出を語っていただきました。登志江氏は、兄と姉が厳しく育てられた一方で、末っ子だった自分が「甘やかされて、ほとんど何も気にかけられなかった」と語り、会場の笑いを誘うなど、和やかで穏やかな語り口で思い出を語られました。さらにお二人は兄弟たちと共に過ごした温かい「ひととき」、そして戦争の中で3人が命を落として一変してしまう家族の姿を振り返りました。
 来場者にとって、戦争を体験し、三兄弟と共に過ごした90歳を超えるお二方から直接話を聞くことができた貴重な機会となりました。座談会の締めくくりとして、お二人が語った平和への想いは、来場者一同の心に深く響いたことと思います。
 当日の模様は、慶應義塾史展示館のYouTube公式チャンネルで8月中旬には公開される予定です。
企画展は、8月30日(土)まで開催しております。皆様のご来館をお待ちしております。

「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト 大阪特別企画展III『慶應義塾と戦争–モノから人へ–』を開催中です。

「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト 大阪特別企画展III『慶應義塾と戦争–モノから人へ–』を開催中です。

7月10日より、昨年開催した春季企画展「慶應義塾と戦争―モノから人へ―」のダイジェスト版を慶應大阪シティキャンパス(グランフロント大阪ナレッジキャピタル北館タワーC 10階)で開催しております。

https://www.korc.keio.ac.jp/news/20250611000575.html

大阪会場だけの新資料や関連イベントも開催されます。
JR大阪駅、阪急大阪梅田駅などから至近のアクセスの良い場所ですので大阪をご訪問の際はぜひお立ち寄りください。

チラシのダウンロードはこちらから

2025年度春季企画展 関連イベント「戦争遺跡としてめぐる三田キャンパスツアー」を開催しました!

2025年度春季企画展 関連イベント「戦争遺跡としてめぐる三田キャンパスツアー」を開催しました!

2025年6月25日(水)、三田キャンパスにて「戦争遺跡としてめぐる三田キャンパスツアー」を開催いたしました。ツアーは大学院棟ロビーから出発し、三田演説館を経由してイサム・ノグチと谷口吉郎のコラボによる旧ノグチ・ルーム、生協食堂内の猪熊弦一郎の壁画『デモクラシー』、図書館旧館屋根裏と正面ファサード、幻の門、塾監局前の2つの記念碑等をめぐりました。

 三田キャンパスは、明治初期から平成まで各時代の建築物が残ります。資金の限られた私立であり、歴史ある建築物を工夫して利活用してきた結果、戦争の時代を生き抜いた建物が数多く残り、今回はその一部とキャンパスに残る戦争の痕跡を紹介しました。また、戦後復興期に建てられた建築物と、それに携わった人々の物語も紹介いたしました。

 参加者は、戦争の時代を乗り越えて、空襲の痕跡を今に伝える慶應義塾図書館の屋根裏と外壁や、慶應義塾で学んだ父との縁から義塾の戦後復興の時代の面影を今に伝えるイサム・ノグチのノグチ・ルームなど、普段公開されていない空間を熱心にご覧いただきながら、強い関心をもって耳を傾けていらっしゃいました。また、キャンパスにひっそり残っている戦前の石柱に戦時中の供出の痕が残ることにも驚かれているようでした。

 企画展「ある一家の近代と戦争―上原良春・龍男・良司とその家族―」は、8月30日(土)まで開催しております。また、当企画展の関連イベントは多数予定されており、7月12日(土)は特別座談会「上原家、80年後の証言」、同月17日(木)と8月4日(月)にはギャラリートークを実施いたします。皆様のご来館とご参加をお待ちしております。

春季企画展関連イベント 「ギャラリートーク」を開催しました!

春季企画展関連イベント 「ギャラリートーク」を開催しました!

2025年7月17日、慶應義塾史展示館春季企画展のギャラリートークを開催いたしました。蝉の声が聞こえるようになった晴天の三田山上に、定刻20名ほどが集まり、当館副館長都倉武之の解説に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 参加者の多くは、本展で取り上げた三兄弟のうち三男・上原良司を『きけ わだつみのこえ』で知っていてご来館された様子で、良司の新たな一面に強い関心を寄せていました。有名な遺書を残した良司に限定せず、上原家のルーツや三兄弟それぞれの個性まで紹介され、筆まめで膨大な資料を残した上原家だからこそ、その一家に与えた戦争の影響を詳細に追うことができる点が解説されました。膨大な戦前の資料が残されている一方で、戦後の80年間、あれだけ賑やかに営まれていた上原家の日常が失われ、彼らがいない時間が過ぎていったこと、つまり「ない」ものの意味が問いかけられ、上原家をきっかけに戦争によって日本中にこのように「ない」ものが無数に生じたことを想起する必要があると投げかけられました。

 次回のギャラリートークは、8月4日(月)の11:00~11:50に開催いたします。春季企画展「ある一家の近代と戦争―上原良春・龍男・良司とその家族―」は、8月30日(土)まで開催しております。皆様のご来館をお待ちしております。

春季企画展関連イベント 7月12日(土) 特別座談会「上原家、80年後の証言」※終了いたしました

特別座談会「上原家、80年後の証言」

 学徒兵の残した多くの遺稿中、最も有名なものと言われる上原良司の「所感」。特攻死した良司は慶應の経済学部生でした。そして彼の2人の兄良春、龍男も慶應で学び、そして2人とも戦争で命を落としました。
 3人の兄を失った妹である上原登志江さん。3兄弟が慶應に入学するきっかけを作った慶應医学部教授の娘で、上原家とは家族同然だった横山房子さん。このお2人に戦前の上原家や慶應義塾に関わるお話を伺い、戦後80年の節目に改めて戦争の時代について考えます。

 2025年7月12日(土)14:00~16:00
 会場:三田キャンパス南校舎ホール(5階)
 無料、どなたでもご参加いただけます
 登壇者:上原 登志江氏(上原寅太郎・芳江次女)
     横山 房子氏(元医学部教授青木貞章長女)
     亀岡 敦子氏(上原良司研究家)
     都倉 武之(慶應義塾史展示館副館長)

 ※企画展チラシに記載されている会場情報が一部誤っておりました。
  誤)三田キャンパス南校舎ホール(4階)
  正)三田キャンパス南校舎ホール(5階)

チラシのダウンロードはこちら

東京建築祭2025に参加しました

5月17日(土)〜5月25日(日)の期間で、「東京建築祭2025」が開催され、本展示館も慶應義塾図書館旧館(特別展示)として参加、さらに三田演説館も特別公開として一般来場者の見学の機会を設けました。

 慶應義塾図書館は従来から公開している玄関ホールやステンドグラスに加え、特別展示を行い、曾禰中條建築事務所による建築時の図面の実物やパネル、戦災で失われた大講堂の模型などを展示しました(5月31日まで)。

 三田演説館では、5月24日(土)限定の特別公開を行い、約2500名の来場がありました。会場前から長い列ができ、一時は30分以上お待ちいただく状況になりました。ボランティアガイドによる説明なども随時行われ、多くの人々が擬洋風建築の内外装に見入る姿が印象的でした。

多数のご来場まことにありがとうございました。

東京建築祭2025 https://tokyo2025.kenchikusai.jp/

三田演説館の入館待ちの列
三田演説館内は常時大賑わい
展示館内も大変混雑しました
建築祭に合わせた図面等の特別展示